Real World PHP in pixiv改

改

Real World PHP in pixiv

pixiv 2016 SPRING BOOT CAMP

年 月 日

2016 3 15

お前誰よ

うさみけんた

/ tadsan

• 年 月にピクシブ入社
  2012 11
• 入社前は自宅警備しながら 書いてた

Ruby

• の もろもろやってます
  pixiv PHP

• に の記事を書きました
  WEB+DB Press PHP
• 好きなリスプはイーマックスリスプです

注意

時間配分は考慮してない

• 開発楽しい！とかじゃなく淡々と羅列するだけ

• ゆっくり話すので、「お前何言ってんだ」と

• 感じたらつっこみを入れてください

資料はあとで公開します

アジェンダ

現状についてだらだら話す

• のデプロイについて
  pixiv
  • の開発環境について
    pixiv
  • の について
    pixiv PHP
  • の について
    pixiv SQL
  • そのほか

年 月頃

GitLab (2015 10 )

年 月

GitLab (2016 3 )

pixiv.git (クラスのお友達)
├ accounts.pixiv.net ├ rpc.pixiv.private ├ admin.pixiv.net ├ sensei.pixiv.net ├ api.pixiv.net ├ source.pixiv.net ├ batch ├ spapi.pixiv.net ├ dev-script ├ spotlight.pics ├ embed.pixiv.net ├ ssl.pixiv.net ├ m.pixiv.net ├ touch.pixiv.net
├ me.pixiv.net ├ util ├ oauth.pixiv.net ├ vendor ├ pixiv-lib ├ web-test
├ public-api.pixiv.net └ www.pixiv.net

変遷

以前 年頃までは、サブディレクトリ

(2013 )

• ごとに独立した リポジトリで、共通部分

Git
を として扱ってた

submodule
共通部分の抽象化もうまくなされて居らず、

• 重複・細部が異なるコードが分散してた

変遷

は疎結合なモジュールに適する

submodule

• 結合度が高いモジュールのリポジトリを分
• 割すると、変更コストが極めて高い

リポジトリを統合することで凝集度を高め

• るリファクタリングも断行しやすくなった

細部が異なる重複コード問題も根絶

デプロイ

基本的にサーバー全台 台程度に

(xx ) rsync

• 以前 年は ファイルの増減を伴った
  (2013 ) PHP
• デプロイ時にはページにもよるが、

( )

件程度のエラーが発生してしまってた

xxx 現在は の確立で、

Blue-GreenDeployment

• ファイルの追加削除も怖いものではない

/

デプロイ

(pploy)
汎用的なデプロイシステム

• ディレクトリにファイルを配置
  /.deploy
• スクリプトが実行される
  bin/deploy
  • で画面カスタマイズ可能
    readme.html
  • に依存するので、特定のバージョンを
    Git
• チェックアウトして反映することも容易

デプロイと変遷

ブログ記事紹介

( )

開発・デプロイ環境の変遷 年春版

2014

• 履歴を残したまま複数の リポジトリを統

git

• 合する

のデプロイを支える

pixiv pploy

• github: edvakf/pploy
• WEB+DB PRESS Vol. 84

の開発環境

pixiv

などの依存が多く、ローカルに環境を構

DB

• 築することは容易ではない

不可能でもない

( )

共有の環境に でログインして開発

SSH

• 端末の や で開発するひとも

Emacs Vim

• でローカルと同期して など
  rsync PhpStorm
• は を利用してる
  @tadsan TRAMP

の開発環境

pixiv

の を大胆に活用

Apache VirtualHost

• にシンボリックリンクを作成
  /home/www/
• 社内ネットワークで 名前解決できる

DNS

• のような形式
  www.tadsan.example.com
• 関係なくても任意の を動作可能
  pixiv PHP

• で同じ仕様のサーバー増やせる
  OpenStack

pixiv-lib

の操作を抽象化する層

DB (DAO)

• データの入出力などをまとめて扱う層

• 社内では「 層」と呼ばれる

Common

• セッション・国際化などの基盤機能

• その他の共通処理いろいろ！

• むかしは って呼ばれてた

懐古

extlib

• ( )

の コード

pixiv PHP

PHP 5.5 + Apache

• を見ればわかる通り、ページ
  URL =PHP
  • など
    search.php, member_illust.php …
  • 一部のリクエストは で捌いてる

HHVM

• ルーティングのため に依存

mod_rewrite

の コード

pixiv PHP
既存のフレームワークに依存しない

• 独自フレームワークを運用してる部分もある

• 口にすると顔をしかめられがちだが、

• 用途に合せて設計ができるのは悪くない

何を使ったとしても、サービス提供者として

• セキュリティの責任は変らない！

の コード

pixiv PHP
動的な言語機能は必要ない限り利用しない

• コードの把握しやすさ、

• クラスの静的メソッドを多用する

• 継承は排除する方向

• トレイトもあまり利用しない

• リファレンスは原則排除する

• を使ってもつらいものはつらい
  PhpStorm

の コード 昨年 月

pixiv PHP ( 10 )

ってたくさん書いてた！！

include_once

• オートローディングの利用は限定的

• では現状は利用不可

改善してた

pixiv-lib

• ( )
  リポジトリ内に混在する都合上、

• の は利用しにくい
  Composer autoload
  一部では で生成して

phpab include

の コード 現在

pixiv PHP ( )

を撲滅した！！

include_once

• オートローディングを大幅導入

• では完全移行が完了
  pixiv-lib

シンプルなクラスローダを手書き

• 一部では で生成して してる

phpab include

の コード

pixiv PHP

コミットログやコード内コメントは、

• 英語または日本語で各人の得意な方で

意識高く「全部英語で」など拘らない

• 必要な文章は論理的に誤りがないように

• コミットのルールは厳格に定めない

• 各人のやりかたを尊重する

• 典型的な で運用

Github Flow

loadset.php
各プロジェクトの初期化ファイル

• エラーハンドラーの設定

• 必要なライブラリのロード

• 定数 の定義
  (define)
• のみ で読み込む
  loadset require_once

• そのほかは全部 で

include_once

の

pixiv SQL

MySQL 5.5

• 文字列結合による 組立つらすぎ

SQL …

• マッパー自動クエリビルダーは利用せず
  OR /
• 年の初旬から に型をつけて安全に
  2015 SQL
• 書けるライブラリを社内で運用

脆弱性対策の文脈で生まれたが書きやすい

の

pixiv SQL

なぜ自動クエリビルダー利用しないの？

Q:

• いままでが文字列結合で組み立ててたから

• クエリが単純ではないパターンも多い

• 例 ブックマークなど
  :

の

pixiv WebAPI
いろんな試行錯誤をしてきた

• 一部で有名な の 最初期

CSV API ( )

• で利用するための
  ActiveResource API
• 提携企業向け

RESTful API

• 社内向けのシンプルな

API (RPC)

• スマートフォン用

API (not REST)

の

pixiv WebAPI

なぜ か なぜ じゃないのか

RESTful ? REST ?

• 慎重に判断する必要がある

• から実行したい処理の粒度と

API(RPC)

• の概念が馴染むとは限らない
  REST/CRUD
  外部公開するのでなければ、

• 綺麗な の価値はあまり高くない

URL

の

設計

pixiv WebAPI

モバイルアプリは を捨てる採用しない

REST ( )

• 決断をした

も全て で受ける

HTTP Method POST

• 社内 は を採用した
  API(RPC) Apache Thrift

• どんな が最適かは時と場合による

API

パッケージ管理

を利用

Composer

• は に同梱
  composer.phar pixiv.git
  • 社内ネットワーク内で を運用

Satis

• で定期的に更新
  Jenkins
  • の障害があっても支障なし
    GitHub
  • 手動でパッケージ更新もできる

のテスト

pixiv

基本的に でテストを書く

PHPUnit

• 年頃にテストを書く文化が定着した
  2013
• の に したら自動テスト走る
  Gitlab MR push
• うっかり に されたら即座に

master push

• に通知される
  idobata

のレビュー体制

pixiv

毎週 に携る各チームのレビュアーで

pixiv.git

• 設計方針や最新の情報などを共有・相談

レビュアーが各チームに持ち帰る

• 各自メンバーに説明したり、レビュー過程
  • で指摘することで全体のコード品質を保つ

ガイドラインや推奨スタイルの確立

そのほか

のデプロイ回数は一日およそ 回

pixiv 40

• ディレクターが文言変更をすることが多い

• をいっぱい使ってる
  Jenkins

• の代替として
  cron
  • スクリプトの としても利用できる

WebUI

• 各種エディタの勢力は均衡してる

ふろく 連載

(WEB+DB PHP )

特におもしろい記事

• テストしにくいコード対策
  Vol.81:
  • 安全なコーディングスタイル
    Vol.83:
  • デプロイ・ 運用
    Vol.84: Composer
  • 記法で型注釈
    Vol.87: PHPDoc
  • の運用
    Vol.88: HHVM
  • 名前空間とオートローディング
    Vol.91:

続きは で

Web

https://github.com/pixiv

• http://inside.pixiv.net/
• 個人で公開してるもの
  GitHub
• (tadsan )
  BaguettePHP/simple-routing
  • BaguettePHP/http-accept-language
  • BaguettePHP/TetoSQL